歯の知識

歯について知っておいてほしい事

なんと日本人は70歳の時に半分も歯を失っています

歯を失ったことがあまりない人からすると、『自分の歯は大丈夫だろう』と思われる方も多いです。しかし、実際は日本人の歯の寿命はとても短いです。実は80歳の時には、12本の歯しか残っていません。70歳過ぎには既に半分の歯を失っています。(極端いいえば、上顎の歯が全て抜けて総入れ歯の状態です)
残念ながらこれが日本人の歯の現状です。先進国の中でもワーストの状態です。しかし海外に目を向けるとどうでしょうか。北欧や欧米では80歳で20本以上の歯が残っています。その差はどこから来るのでしょうか。

グラフは日本人の年齢別の歯の本数を表したグラフです。年齢とともに確実に減少してしまっているのが見てとれます。 では、どうすれば歯を失わずに済むのでしょうか。

歯の寿命を延ばすことが大切

実は痛くない時のケアが大切なんです

多くの方は治療して治ったあとは、また痛くなったり外れたりするまで歯科医院にはなかなか行かないと思います。
でも痛みが出るような時はかなり状況が悪化しているケースがほとんどです。
もちろん痛んでから治療も可能ですが、歯の寿命が減っていたりします。

痛みが無い ≠ 問題が無い と言うことです。

大切なのは痛みなどの症状だけではなく、痛みが出てなく大きな問題になっていない時に悪化を減らす取り組みをすることです。

  • 不敵なかぶせものの治療
  • 進行が少ないうちのむし歯の治療や予防
  • 定期的なクリーニングとチェック

ゴール設定を変えれば歯の寿命は延びる

ゴール設定とは

日本人の多くは「むし歯などの悪いところを治す」ことをゴールとしています。むし歯簿治療は『治る』と言っても元の健康な歯になるわけではなく、失った部分を人工物で置き換えている状態です。そのため、むし歯と治療を繰り返せば、いつかは治療できない状況になってしまいます。歯を長く残すためにはゴールを変える必要があります。

「悪くなったところを治す」→日本型から
「今ある歯を病気させずに長く残す」→北欧型へ

ゴールを変えていきましょう。
治療にプラスして予防や定期検診を行い、病気にさせない事が一番大切なのです。

私たちの理念は『歯の寿命をのばす』です。
加齢とあきらめず、ぜひ一緒に歯の寿命を伸ばしていきませんか。

丈夫で健康な歯を保つために必要なこと

生まれる前からのケア

妊娠中からお子様の歯がつくられていくことをご存知でしょうか?
大切なお子様の歯を健康に保つためには、お母様を含めたご家族全員が、正しい歯の知識と健康なお口を維持することが大切です。

  • だらだら食いをなくす
  • 食後の歯ブラシ習慣をつける
  • 規則正しい生活を送る

まずは、上記のことから始めてみませんか?
また、妊娠中は、ホルモンバランスの変化から、唾液が減ったり歯周病になりやすくなったりします。特に歯周病は、早産や低体重児出産のリスクが高まることがわかっていますので、つわりのない時期に歯科医院に通うようにしましょう。

小さい頃からのケア

乳歯や生えたての永久歯は柔らかく、むし歯になりやすいことが分かっています。
乳歯のむし歯を放置してしまうと、大人になってからの歯並びやかみ合わせ・顎の発達に悪影響がでてしまいます。
お子様の成長に合わせて、シーラントやフッ素塗布を行い、お口の健康管理をしてあげることがとても大切です。
定期健診では、お口のクリーニングを行うだけでなく、お家でのケアのポイントや、むし歯になりにくい食事のアドバイスなど総合的に行わせていただきます。